金曜日, 12月 30, 2005

Debian GNU/Linux でroot証明書を使う

認証局証明書ですか。まあ、言い方はいろいろ。
普通、サーバー用途で使うLinuxなのでroot証明書を持つ必要はさほどないんですけどね。

ちなみにroot証明書ってのは文字通り根っこの証明書。
これを持っていれば、この証明機関で発行された証明書が信頼できるわけです。
IEとかFirefoxなんかのブラウザはVerisignなんかの証明書を持っている(信頼している)から、僕らは高いお金を払ってVerisignから証明書を買うわけですね。

サーバー用途と言っても、時々はクライアントになることもあります。
たとえば、Webの認証にLDAPの情報を使う場合、LDAPクライアントになるわけですね。
こんなときにはroot証明書が必要になります。オレオレ証明書でもいいなら話は別ですが。

まあ、証明書ごときにお金を払ってはいられないので僕はCAcert.orgを利用してます。
最近、Nokiaの携帯かPDAにCAcertのroot証明書が採用されたらしく、もしかしたらほんとに流行ったらうれしいですね。
この人たち自身が言ってるように、こんなのお金を払うほどのものじゃない。

で、なんの話かというと、これまではroot証明書が必要になったらそのたびにコピーしてたわけです。
でも、最近いいものを発見しました。
ca-certificates。
そのまんまな名前です。
これをaptでインストールするとまともな証明機関のroot証明書はすべてインストールされます。まあ、なんて楽なんでしょう。
で、その中にCAcertのものももちろん含まれてます。すもももももももものうち。

ついでにc_rehashコマンドでインデックスを毎回作成する手間も省けます。
これは何かというと、証明書のインデックスを作成するコマンドです。
クライアント側で証明書ディレクトリを指定する場合にはこの作業が必須になります。僕はかつて、これでTLSをやめました。
まあ、そんな過去とももうおさらば。

IEやFirefoxの設定をよく見たらわかるように、root証明書ってのは更新作業が必要なんですね。
でも、そんなの自分でいちいち調べていられません。まさにapt向き!
これでまたひとつ自動化されました。

土曜日, 12月 17, 2005

Google Sitemap

今度はGoogle Sitemapです。
自分のサイトにあるページをGoogleに調べてもらうだけじゃなくて、こっちから教えてあげるサービス(?)。

Sitemapのページにある作成ツールをサーバーにおいて実行。
できたXMLファイルをGoogleのページに登録します。
あとはGoogleがそのファイルを元に僕らのサイト内をクロール、してくれるはずなんですが、いつまでたっても結果にクエリの統計しか表示されない。。。

XMLファイルは1日に1度は取りに来てるし、ステータスもOKってなってるんですけどね。なんでだろ。

サイトの運営者としてはGoogleに登録されてるかは確かに気になるところだけど、ここまで協力的なのもなんか気持ち悪いなあ。

木曜日, 12月 15, 2005

Adsense プレビューツール

広告を表示してがっぽり儲けるためのAdSense。
まあ、僕はちっとも儲かっていないんですが。

そんなAdSenseユーザーのためのツールのひとつ、プレビューツール。
見も蓋もないくらいそのまんまな名前です。

これをインストールするとそのページでどんな広告が表示されるか見ることができます。ただしIE専用。
リンク先にあるページからレジストリのキーファイルをダウンロードします。
ダブルクリックしてインストールすれば使えます。やたら簡単ですね。
後は見たいページを開いて、右クリック。「Google AdSense プレビュー ツール」を選ぶと広告が表示されます。

間違って競合他社の広告を表示してしまった日にはクビが飛んでしまうような人はこれを使ってちゃんとチェックしましょう。広告貼る前にちゃんと調べられるので便利かと。
Googleの競合他社にどんな広告主がいるか調べられてしまうような気もしますが、それはいいか。圧倒的なシェアですし。

AdSenseってなに?って人はこちらからどうぞ。