火曜日, 11月 22, 2005

AOL pictures

AOLが運営してた写真共有サービスがバージョンアップしました。
なんと、容量無制限。


こりゃいいです。
なんでもかんでもここにおいときゃいいです。まさに押入れ。

どうせ容量無制限ですからね。いっそ写真以外もなんでもおいとけばいいような気がします。死人を埋めたりするには向かないと思いますけど。
チェックしてるかどうか知らないけど、してても画像にデータ埋め込めばいいと。あ、埋めちゃった。

GmailFSみたいにAOLFSって誰か開発しないのかな。して欲しいな。


機能的にはFlickrのほうが上ですね。ほんとに保存用。失礼。
アルバムに編集する機能があるけど、同じようなFlickrの機能は無料版だと制限があるのでそこはいい。

でもタグに対応してないんですよね。
GmailとかFlickr使ってみて思ったのは、フォルダで分けるよりタグで整理する方が絶対に便利だな、と。

「あれ~、あれってどっちのフォルダに入れたっけ?」なんて絶対ないですから。
「とりあえずこのタグはついてるはずだ」で見つけられる。

結構ストレスが違います。


致命的なのはカレンダー機能がないことですね。「あ、この日にこれ撮ったんだあ」って楽しいのに。絶対必要です。

でも、本当のカレンダーにするサービスはあります。有料ですけど。
一年に一回しか使わないと思うんですけど儲かるんですかね。どうでもいいけど、中国って祝日は簡単に覚えられるからカレンダー売れなさそうだなあ。

他にも僕には絶対いらないけど、たぶんメインのサービスとして、「印刷してくれる」ってのがあります。日本でも届けてくれるのかは知りません。


こんな感じで、バックアップとしては最高です。
これで僕のサーバーにあるデータはほとんど、ネットのキャッシュになりました。



枕を高くして眠れます。

木曜日, 11月 17, 2005

Google Analytics

GoogleのWeb解析サービスです。
Googleの新サービスってことで、早速導入してみました。

ちょうどこのニュースを知る数日前にurchin(Google Analyticsの前身、というかパッケージソフト)が30日間無料で利用できるって見かけて、使ってみようと思ってたんですね。そしたらもう無料になってました。

利用にはGoogleのアカウントが必要ですが、Gmail以外のメールアドレスでも登録ができます。こういうとこ、Googleは寛大なんですよね。
で、表示されるHTMLをぺたっと貼ったらおしまいです。
「headタグとmetaタグの後ろ、/headタグの前に貼ってください」と書いてありますが、要は/headの直前に貼ったらいいですね。ややこしい。

Google曰く、12時間以内に統計情報が更新されるそうですが、実際は24時間くらいかかります。
まだサービス開始直後なので混み合ってるのかも知れません。最初の頃はほんとにページが開かないくらい重かったし。

Cookieを使っているので、リピーター率や訪問頻度なんかがわかるのがいいですね。これはログ解析ではできないですからね。
他には都市別のアクセスとか。役に立たないけど見てると楽しいです。IPのデータベースあれば誰でもわかるけど、普通持ってないですしね。同じようにプロバイダーごとのアクセスもわかります。


こんな機能が無料で使えるんだったら、みんな使っちゃうんじゃないですかね。あったほうが確実に便利だし。
そしてGoogleはますますインターネットの世界の情報を独り占めです。
多くのサイトがこれを導入すると、Googleはユーザーの流れをほとんど解析できちゃうんじゃなですかね。「A君は毎日これだけのサイトを閲覧して、あそこでこれを買った」とか把握できそう。だから無料なんだと思うけど。

まあ、僕はこういうやり方はエレガントで好きなんですが。
行動を把握されるのが好きって意味じゃないですよ。

日曜日, 11月 06, 2005

Blogger と AdSense

Bloggerの機能にAdSenseとの連携が加わりました。
ちょっと見てみたところ、便利。

Bloggerの設定画面から手軽にAdSenseを設定できる、というのも利点です。
あっちこっちのページを開かなくていいですからね。シンプル。
僕がいいなあと思うのは、広告を載せるのにテンプレートを書き換えなくていいことですね。
なので「そろそろこのテンプレートも飽きたな、変えよう」なんて思ったときにHTMLを読んで広告を載せる場所を探さなくていいわけです。こりゃ便利だ!
こんなことで結構作業時間が減ったりしますね。

たぶんそんなに汎用的に作ってない(少なくともユーザーからはそう見えない)のでできないんですが、開放してくれれば他の広告にも使えそう。いいなあ。

あとはリンクの一覧も分離してくれると最高に便利です。
テンプレート変えるときになにも追加作業がいらなくなります、僕は。
ぜひぜひ早く実現して欲しいなあ。


で、ちょっと嫌なのは僕の個人情報筒抜け、ってところですね。
AdSenseとGoogleの検索は不正サイトの対策で組んでるって聞いたことがあるので、これでBloggerとも個人情報が行き来するわけですね。まあ、今までもしてたかも知れませんが。
GoogleのPersonalized HomeやGmail、Google TalkにBloggerを使ってる僕がAdSenseを使うと、Webでの活動がほぼ筒抜けです。
いつ何を検索して、どんなメールのやり取りをしていて、誰に電話をかけて、どんなメディアを持っていて、収入がどのくらい、ということがすべて分かってしまうわけですね。こわいこわい。

僕はGoogle好きなのでもっとがんばって欲しいなあと思ってます。
で、いろいろなサービスに手を出してましたが、ちょっと不安になってきました。
使い続けるにしてもアカウントを別々にしようかなあ、とか。ひとつじゃないと便利じゃなくなってしまいますけど。

よく欧米の映画で「いいニュースと悪いニュースがある。どっちから聞きたい?」なんてせりふがありますが、僕にとってはこのニュースはひとつで両方でした。

木曜日, 11月 03, 2005

cron.d

linuxにはプログラムを予約して実行する、CRONというプログラムがあります。
「それじゃあ、任せたよ」と言っておくとちゃんとやっておいてくれるわけです。コンピューターって素直。

awstatsの設定の仕上げでcronに登録したわけです。で、これが動いてない。
なんと、cron.dの中のファイル名には制約があったんですね。「.」は使えない文字でした。
awstats.confはawstatsというファイル名で動いていたので、awstats.juanmao.net.confはawstats.juanmao.netで動かそうとしたんですね。
でも統計結果が全然更新されていないので、変だなあと。

調べてみると、これはCRONの制限と言うよりはrun-partsコマンドの制限みたいですね。
これは指定したディレクトリの中の実行ファイルを実行する、というもの。
で、CRONはそれにあわせたみたいです。cron.dailyなんかを実行するときには使ってますしね。

ファイル名で実行する、しないを決めるなんて下手な設計です。問答無用で実行してしまえばいいのに。
もし特定のファイルだけ実行したいならシンボリックリンクのディレクトリを作ればいいだけじゃないか!そういえばinitはそうだし。
なんでそうなったのかは知らないけど、今も残ってるのはよくある「歴史的な理由」ってやつなんでしょうか。互換性を維持、みたいな。
違うプログラム名にすればいいだけのことだろ、とか考えてたらオプションでそういう動作はできるらしいです。ま、普通ですね。

ちなみにこのcron.d、下手にファイルを置くと将来インストールするアプリケーションと名前が衝突する可能性があるのであまり使わないほうがいいです。つまりこのディレクトリはアプリケーション用だったわけです。
特定のユーザーで実行したいならそのユーザーでcrontabを使いましょう。こっちなら問題なし。
www-dataとかシステムユーザでcrontabをインストールするのはちょっと嫌かもしれません。そんなときには/etc/crontabを使うといいわけですね。対話的にシェルを使わないユーザーはこっち、というわけです。

要するに、僕は一番よくないやり方でやってたみたいです。
さすがにこれだけ枯れたシステムだと、似たような方法がいくつもあるのには意味があるし、ちゃんとしたやり方も用意されていたということですね。
注意しないといけないですね。

火曜日, 11月 01, 2005

awstats で複数のサイトを解析

引越ししたので、ついでにログも別にしました。
やっぱり、昔のページと今のページの訪問者を比べたくなるわけですよ。

うちはanalogawstatsでログを解析してるので、片方は合計で片方はサイト毎にしようかなと。
analogのほうが解析としてはおおざっぱだし、複数のドメインに関する統計なんかもでるのでawstatsを分割することにしました。

awstats.confに書いてあるようにこれをawstats.juanmao.net.confという名前でコピーします。
ちなみにこの名前の付け方には意味があるので、ちゃんとawstats.{サイト名}.confにしないといけません。
実際にはもうちょっとゆるいですが、この書き方が推奨されてるのと、まあ確かに間違えようもない名づけ方なのでこうします。
で、ログファイルの場所とサイトのドメイン名を変更します。

そしたら実行。
/usr/lib/cgi-bin/awstats.pl -
config=juanmao.net -update
こんな感じでデータをアップデートします。
このアップデートの方法は統計をcgiで見る用です。ちょっと危険です。
最近awstatsに脆弱性が見つかったのでこのcgiにわんさかアクセスがありました。うちは認証かけていたので(たぶん)平気でしたが、そんな感じに危険です。
awstatsのページでも静的なhtmlで出力することが推奨されてます。そのうち気が向いたらそうするかも知れません。気にしない気にしない。
このところ大陸気質が伝染したのかおおざっぱになってきました。
古いログの分をすべてアップデートしたらCRONに登録しておきましょう。楽チンです。

このcgiを見るときは
http://your.domain/cgi-bin/awstats.pl?config=juanmao.net
でアクセスします。
で、「なるほど。うちには日本からアクセスが多いなあ。(当たり前)」とか分かったりするわけですね。
一番おもしろいのは検索キーワードですが、半分くらい文字化けします。気になる木になる。(←普通に変換されました)
日本語化パッチもあるのでお急ぎの方はそれを使いましょう。僕は本家にマージされるのをのんびり待ちます。

そういえばawstatsはWeb以外にもメールやFTPのログも解析できます。
メールのログも解析しようと設定ファイルを書いたんですが、eximのフォーマットにはテンプレートが用意されてないみたいです。残念。マイナーに対する迫害ですね。
しこしこ合わせればなんとかなるんでしょうが、それもまた今度にします。だって面倒ですからね。