ひさびさに技術よりな話。
ちなみにtinydnsはネームサーバーです。名前解決のサービスを提供しますね。
相棒のdnscacheは今は使ってません。
DebianのTestingバージョンを使っている人はきっと気づいていると思いますが、gccのメジャーバージョンがあがりました。今は4になっています。
aptで見たときに「これは結構危険だなあ」などと思いつつ、迷わずアップデート。
特に問題は起きませんでした。aptで管理しているものは!
そう、tinydnsはソースから手動でコンパイルしていたので問題が起きました。
と言っても、アップデート直後は問題が起きません。すべてメモリにロードされていますからね。
問題が起きたのは再起動した後なんですね。
SSHとApacheの起動がめちゃくちゃ遅い。
Apacheは設定ファイルの中でバーチャルホストを使っているから、その名前解決がタイムアウトするまで待つのはわかりますが、SSHはなんで遅いんでしょうね。
そんな理由はどうでもよくて、再起動後アクセスできなくなったのでまた泣きそうになりました。
とりあえず落ち着こうと思ってふらふらしてからアクセスしたら接続できたわけです。よかった。
いろいろ調べて結局、tinydnsが原因だとわかったわけです。
関連するdaemontoolsとかucspi-tcpも含めてコンパイルし直したら正常になりました。
せっかくaptみたいな便利なツールがあるのに、こんな依存関係の問題があるのは結構いやですね。コンパイルするのも面倒ですし。
しかも、DNSみたいな低レベル(レイヤーの話)のサービスが停止するのは結構致命的でした。
特に、僕はできるだけIPアドレスに依存しないようにいろんな設定で名前を使っているので大変だったんですよ。
またこんな問題が起きないように、もうtinydns使うのやめようかなあって気になってきました。
構造もシンプルだし、使いやすくて好きなんですけどね。
作者が変人(取り巻きを見た想像です)だから公式パッケージに入らないだけなんだけどなあ。
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