水曜日, 1月 31, 2007

LVM (Logical Volume Manager) と Xen

LVM(Logical Volume Manager)を使います。

というのも、それまでファイルのディスクイメージでXenを使っていました。
間違って電源が落ちたときに、イメージファイルがことごとく壊れたんですね。
やはり、数ギガバイトのファイルというのは無理がありそうです。

DebianではOSのインストール時にLVMの利用を選択できます。
すべて自動で進めていって、最後にサイズだけ変更します。
そのままだとディスク全体がひとつのLV(Logical Volume)になってしまいます。

Xenの仮想マシンにディスクを割り振るのも、ツールを使うと意識せずにできます。
xen-create-image などで仮想マシンを作成すると、LVの作成もやってくれます。

LVMを使うと、ループバックデバイスの設定も必要ありません。
また、Xenのマニュアルによると、パフォーマンスもよいらしいです。
将来、ディスクサイズの変更が必要になった場合もLVMを利用していると簡単に対応できるので、まったくいいこと尽くめです。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

xen構築にかんし参考にさせていただいております。
一つお尋ねしたいのですが、LVMの上に構築したドメインUをあとからhddのサイズを拡張させる方法をご存知内でしょうか?ドメイン0からドメインUをインストールしているLVMをlvextentなどでサイズアップしても、ドメインUのインストールされているパーティションのファイルシステムが不明なためファイルサイズを拡張できず、ドメインUに入ったのちhdd情報などをみても空きスペースなど増えておりません。

アドバイスあれば是非お願いします。

kumicho さんのコメント...

そうですね。
とりあえず不思議に思ったのは、ドメイン0からドメインUを拡張するってところですね。
ドメインUからじゃダメなんでしょうか。

後は僕の考えですが、ドメインUで後からサイズの変更が必要なことってほぼないと思います。
ドメインUは他のドメインを管理するだけなので。

そういう風に運用したほうが、Xenの利点を有効活用できるんじゃないかなって思います。