金曜日, 4月 28, 2006

SketchUp

Googleがまたフリーのソフトを投入してきました。
SketchUp、3Dモデリングツールです。

とりあえずインストールしてみましたが、まあ、そんな分野にかかわったこともないので一瞬で飽きました。

普通のこの手のものと違うところは、Google Earthと連携できるところです。
Google Earthからデータを取り込んで、自分で編集、それをアップロードできるらしい(!)。

Google Earthでみんなの家が見られるようになる日も近い!?

水曜日, 4月 26, 2006

Google Calendar のインポート機能

以前 Google Calendar について書いたときに、インポート機能が日本語に対応していないと書いてました。
でも、もう日本語に対応していました。
無事にSunbirdから移行できました。

日・中、2カ国の祝日表示とか、仕事と遊びを別カレンダーにできるところとか、使いやすいです。
スケジュールごとに公開の設定ができます。これで友達と共有できたりもしますね。
恋人と共有するときには、公開の設定を間違えるとえらいことにもなります。
おっと、もちろん同僚ともできます。たぶんそれが一番普通の使い方。

これは相当便利ですね。
こんなものがただで使えるなんて、いい世の中になったもんだ。

ひとつだけ難点があって、それはスケジュールをカレンダー上でコピーできないこと。
まあ、ブラウザの上で動いてる以上、しょうがない部分かも知れませんが。。。
「ここを掴むと移動」「ここだとコピー」みたいにはできそうですけどね。

月曜日, 4月 17, 2006

Google Calendar BETA

というわけで、楽しみにしてたGoogleのカレンダー(スケジュール管理)サービス。
とりあえず開いてみました。
今までMozilla Sunbirdを使っていたんですが、Ajaxのくせにこっちのほうが使いやすいです。しかも軽い。

ちょっと触った感じ、普通に使えそうだったのでSunbirdから乗り換えることにしました。
CalendarDataFile.icsをインポート、すると文字化け。
ファイルは元々UTF-8だし、Webでいろいろ試した人の話を見る限り、Google Calendarのバグみたいですね。
まあ、まだBETA版。待つしかない。

とりあえずインポートは置いておいて、今後はこれを使ってみます。

複数のカレンダーを登録しておいて、同時に表示したり比較できたりするので、仕事とプライベートの使い分けとかできそうです。
きっと、複数の人間でスケジュール調整しやすくするんでしょうが。
このあたり、結構おもしろいです。

火曜日, 4月 11, 2006

OpenOffice.org

OpenOffice.orgのバージョンが2.0.2になったと聞いたのでそろそろ使ってみました。
マイナーで2回アップデートすればそろそろまともかな、と。

で、これが結構いい。というかすごくいい。
僕が持ってるオフィスのドキュメントはレイアウトが崩れたりしないでちゃんと開けました。
あんまり難しいことはしませんが、したいことはできました。

わざわざお金を払ってMS Office買う意味が見つからないですね。
会社なんかでも、部署で一台くらいMS Office用意して、残りはOpenOffice.orgで十分なんじゃないでしょうか。

あ、でも、テンプレートやフリーな素材がないですね。
素材集のページへのリンクがありますが、今xrea.comがおかしいので試してません。
あまりに貧弱だったら、作成には向かないことになりますね。
とりあえず、しばらく使ってみます。

BlogBurst

BlogBurstを使ってみました。
おもしろいブログを集めて、その記事が欲しいサイトに紹介するサービス?
まだあんまりよくわかってないです。

とりあえず露出が増えたらいいなあ、と思って申し込んでみました。

結果は、、「却下」。
まあ、ニュースって感じでもないですし。

でも、少し残念でした。

金曜日, 3月 24, 2006

snmpd の更新

Debian(Testing)のsnmpdパッケージが更新されました。
インフォメーション画面にも書かれている通り、そのままだとlocalhostにバインドされるので、普通困ります。
ネットワーク越しの監視ができなくなるんですね。

で、解決するには、次の一行を加えます。
agentaddress IPアドレスまたはドメイン名

まあ、ただこれだけの話です。
他にもsmuxがデフォルトで起動しない、という変更もあります。
僕は使ってないんですけどね。

snmpは地味なサービスだけに停止すると痛いので気をつけましょう。

水曜日, 3月 22, 2006

クライアント側の DNS キャッシュを無効にする方法

Windows XP および Windows Server 2003 でクライアント側の DNS キャッシュを無効にする方法です。
普段の使用でこんなことをする必要はまずないですね。
かと言ってテストにも必要だとはあまり思えないんですけど。

DNSラウンドロビンを試したいから、クライアントの設定を教えてくれと言われました。
DNSラウンドロビンってひとつのクライアントが複数のIPを使いまわす機能ではないんだけどなあ。

Windowsのコマンドプロンプトで、
net stop dnscache
を実行すればキャッシュを無効にできます。

こんな機能が用意されてるなんてWindowsも意外とマニアックですね。

火曜日, 3月 21, 2006

Google Page Creator

アクセス過多で予約待ちだったGoogle Page Creator。
やっと使えるようになりました。

ところが。。。!?
作るページがない。
よくよく考えたら自分のページなんて作ったことないぞ。。。

というわけで、せっかく使えるようにはなったけど、使いようがない。
Bloggerで十分でした。

ついでにこれ、公開時にGoogleのアカウント名がURLに含まれてしまうので、非常に厳しい。
個人情報漏れまくりです。
スパムとかいっぱい来るんじゃないかという気がして夜も眠れません。

ただ、アクセスが集中したという割には軽いです。
みんな飽きちゃったのかね。

月曜日, 3月 20, 2006

Poderosa

Windows用の端末エミュレータ。
昔、いくつか試してどれも気に入らなかったので、ずっとXサーバー使ってました。
でも、いちいちLinuxにログインするのも面倒ではあるんですよね。
ちなみにそのとき使っていたのは、AstecX

ゲートウェイに使っていたLinuxが使えない時期があったので、友達が使っていたPoderosaを使ってみました。
これがいい!

接続ごとにタブで切り替えできます。快適。
配布先のページにも.NET FrameWorkを使うと不安定になると書いてますが、突然終了したりしたことないです。
日本語もちゃんと表示されるし、「なんで今までXなんて使ってたんだ」って気になります。

でも、emacsで日本語の編集ができないんですよね。
なんでだろー?

水曜日, 3月 15, 2006

openntpd

NTPのサーバーです。
たいてい最初にインストールするサーバーですね。

時刻を合わせるなんて、まず必要なのでスタンダードな構成でインストールされてもいいと思うんですが。
きっと、ネットワークにつながってないことを考慮してるんだと思います。(SMTPはネットワークにつながっていなくても有用)
でも、ネットワークにつながない構成のほうがレアですよね。。。

で、OpenBSDのプロジェクトで開発されているのが、このopenntpd。
なんとなく信頼感高いです。ブランド効果。
なんとなくファンですし。
なので、なんとなくインストール。

ちなみに、目標がいいです。
簡素、堅牢、時間の正確さは確保するけど、深追いはしない。
すごく共感できます。
すべてのソフトウェアはこうあってほしいですね。

というわけで、ntpdをopenntpdに変更しました。
なにか変わるってほどのことはないけど、まあ、気分いいです。
デフォルトで外向けにポートを開かないところもちょっとポイントです。

携帯電話とSkype

携帯電話にSkypeが対応したらしいです。
なんとなくうれしいニュース。

携帯電話は大抵キャリアが主導権を握っているので、自分の首を絞めるSkypeを搭載するとは考えにくいですが。
今の携帯電話は料金が高すぎるので、こういうところからどんどん攻めていってもらいたいですね。

木曜日, 3月 09, 2006

identd

echoやchargenといったサービスもデフォルトでオフになってるDebian。
でも、identだけは有効になってます。
というか、標準的なインストール後にデフォルトで有効なIPサービスってこれとSMTPだけか。

そんな不思議なサービスを提供するidentd。
なにかというと、コネクションを利用しているユーザー名をお知らせするサービスです。
あなたのサーバーから接続要求があったときに、「誰ですか?」と聞くと答えてくれる。

Debianのポリシーに書いてあるを見ると、このサービスは”僕ら”のためのサービスだそうです。
よそのサーバーにとっては、接続元のローカルなユーザー名を知ったところで意味がない。
問題が起きたときに、ユーザーを特定するのに役に立つわけです。

ある日、管理者であるあなたはメールを受け取ります。
「あなたのネットワークから不正なパケットが大量に届いて困っている」
そこで、identサービスが有効だと、「ユーザーを教えてください」「A君です」
A君に聞いてみると、ネットワークの実験で生のパケットを作成する実習をしていたことがわかります。

てな感じで、マルチユーザー向けのサービスですね。
Webサービスなんかではいらないようだ。
外向けのサービスで変な接続があれば、ハックされたか、作ったプログラムがバグってるかどっちかですし。
IPでホストを確認すれば、それ以上ユーザーを特定する必要もあまりない。
ハックされてたらユーザー情報なんて意味ないし、プログラムを個々のユーザー権限で動かしたりしないだろうし。

多数の(人間の)ユーザーを管理する時には便利そうです。

水曜日, 3月 08, 2006

blogger で sftp を使う

このブログを始めた当初からの疑問だった、bloggerのsftp
もうほとんどあきらめていたんですが、今更解決できました。

結論から言うと、sshd_configで
PasswordAuthentication yes
にするだけ。

「パスワード入力してるんだから当たり前だろ!」
とか言われそうですが、認証でPAMを使うようにしてるとパスワード使ってログインできるんですよ。
なので、今まで気がつかなかった。

まあ、昔のことはさておき、これでftpdから開放されました。
さっそくアンインストール。
正直、ftpの運用はかなり嫌だったのですっきりしました。

でも、sftpにしてから公開処理が遅くなったような?
気のせいだといいんですが。

火曜日, 3月 07, 2006

djbdns でローカルドメインの作成

djbdnsを使ってローカルなドメインを利用します。
自分で管理するネットワーク内向けの名前解決というわけですね。

なんで、tinydnsとかdnscacheと書かずにdjbdnsなのかというと、ちょっと気が変わった、からじゃなくて両方使うからです。

とりあえず、ドメイン名を決めないといけません。
そのまんま”.local”なんてドメインにします。
ちなみに現在予約(利用?)されているドメイン名(TLD - Top Level Domain)はICANNのページから確認できます。
で、.localは使われていないから、僕らが使っても問題ないわけですね。

まず、tinydnsがこの.localについての問い合わせに答えるようにします。
つまり、
cd /service/tinydns/root
./add-ns local 59.106.42.193
として、.localのネームサーバであることを登録します。

次に、dnscacheが.localへの問い合わせは上のサーバーに問い合わせるようにします。
cd /service/dnscache
echo 59.106.42.193 > root/servers/local
chmod 644 root/servers/local
svc -t .

後はこのドメインを利用したいPCなりサーバーなりで、今設定したdnscacheを使うようにします。

これで.localを利用できるようになります。
.localのコンピュータ名やサービス名をがしがし登録しましょう。

木曜日, 3月 02, 2006

su

もう半年くらいたってるかも知れません。
suで大きなアップデートがありました。

内容は。。。
ユーザーの変更が失敗したときのメッセージ。
「ごめんなさい」

「申し訳ございません」

すげー、アップグレードしてます。
「ごめんなさい」もかなり好きだったのでうけました。

そのうち「腹切ってお詫び申す」とかになるんかなあ。

MySQL 5.0

DebianのTestingバージョン使ってる方はもうお気づきだと思いますが。
MySQLのバージョンが5.0になりました。

まあ、dist-upgradeしなければ問題は起きない(upgradeだと4系が維持される)ので、安心です。
自分で書いたプログラムやいくつかのMySQLを使うアプリケーションは致命的でなかったので更新してみました。

。。。予想通り何も起きなかったです。
いや、いいことなんですが。

個人的には、5.1の高速なオンラインバックアップの機能に期待してます。
5.0にはさほど興味がなかったり。

木曜日, 2月 23, 2006

iptables で router(ルーター)

ずっと前にiptablesの話を書こうと言っていました。
やっと実現。

といっても、フィルターの部分は次回に。
今回はルーターとしての動作について書きます。
iptables自体はデフォルトで組み込まれているので、インストールとかは問題ないですね。

後は設定ファイルを作ります。といっても、コマンド羅列したスクリプトです。
--------------------------------
#!/bin/sh

trusthost='192.168.2.1'
internal_ip='192.168.0.0/16'

my_internet_ip='xxx.xxx.xxx.129'
my_internal_ip='192.168.1.1'

echo 1 > /proc/sys/net/ipv4/ip_forward

##############
#Flush & Reset
##############
iptables -F
iptables -t nat -F
iptables -X

##############
#Deafult Rule
##############
iptables -P FORWARD DROP
iptables -A FORWARD -i eth0 -o eth1 -s $internal_ip -j ACCEPT
iptables -A FORWARD -i eth1 -o eth0 --protocol tcp --dport 80 -j ACCEPT
iptables -A FORWARD -m state --state ESTABLISHED,RELATED -j ACCEPT

#################
#SNAT(masquerade)
#################
iptables -t nat -A POSTROUTING -o eth1 -s $internal_ip -j SNAT --to-source $my_internet_ip

#################
#DNAT(masquerade)
#################
iptables -t nat -A PREROUTING -i eth1 --protocol tcp --dport 80 -j DNAT --to-destination $trusthost
--------------------------------
これを実行すれば、ルーターとして動作します。

最初の部分は変数の定義。自分の2つのIP(内側と外側)や、プライベートネットワークのアドレス、後で出てくるポートフォワード(port foward)先のホストなんかを定義してます。
echoの行はルーターとして動作させるために必要です。これをしないとFORWARDが使えません。

次の部分は、まさに初期化。デフォルトのテーブル以外にNAT用のテーブルも使います。

その次がやっとルール。
ここでは、「すべて拒否」の後、「内から外は許可」、「外から80番ポートへのアクセスはtrusthostに転送」、「コネクションが確立した後のパケットは両方向許可」のルールを作成しています。
まあ、最後のは少し嘘ですが、イメージはそんな感じです。このルールを書かない状態が存在するのか謎です。

最後の二つがSNAT(sourceに基づくアドレス変換)とDNAT(destinationによるアドレス変換)です。
この二つがルーターとしては肝ですかね。まあ、シンプルですけど。
MASQUERADEを使った書き方もありますが、PPP接続のように動的にIPが変わる場合に使うものです。
そうでない場合はSNATやDNATを使います。(と、manに書いてある)

これで、プライベートネットワークからインターネットへの接続が許可されます。
さらに、80番ポートへのアクセスはプライベートネットワーク内のホストの80番に転送されるわけですね。
同じように書いていけば、転送するポートやホストを増やせます。
まあ、そんなルール、書かずに済んだほうが幸せな気もしますが。

daemontools

qmailやdjbdns(tinydnsやdnscache)を動かすにはdaemontoolsが必要です。
これが結構使えます。

以前、tinydnsも使いたくないなんて書いてたくせに、人って結構いい加減。

早い話、D. J. Bernsteinさんのものだけでなく自分の作ったスクリプトにも使おう、という話。
そうすれば、異常終了してしまっても勝手に再起動されるのでいい感じです。
起動や停止に関するツールも流用できるし、ログの処理なんかもおまかせ。
こういうのって自分で作るのは面倒ですからね。

使い方は、
1. 適当なディレクトリを作る
2. そこにrunスクリプトを作成
と、他のソフトをまねます。

runスクリプトの中身も簡単です。
たとえば、特定のportをforwardしたいときには、
--------------------------------
#!/bin/sh
exec 2>&1

ssh -gN -b 192.168.1.1 -l username -i /home/username/.ssh/id_dsa -L 10001:localhost:110 remote.host
--------------------------------
みたいにできます。
ホスト間の接続が不安定で、たまにsshが終了しても、自動で再起動。こりゃ便利だ。

火曜日, 2月 21, 2006

apt-get で GPG のエラー

ちょっといまさら感がありますが、年を越してからapt-getでエラー(ほんとは警告)が出るようになりました。

W: GPG error: http://debian.cn99.com testing Release: The following signatures couldn't be verified because the public key is not available: NO_PUBKEY 010908312D230C5F
W: GPG error: http://security.debian.org testing/updates Release: The following signatures couldn't be verified because the public key is not available: NO_PUBKEY 010908312D230C5F
W: You may want to run apt-get update to correct these problems

こんなエラーです。

これ、Debianのtestingバージョンを使ってる人はでてしまうんですね。
というのも、Debianのtestingバージョンでは毎年GPG鍵の期限が来てしまうので、更新しないといけないんです。
くどくど2回もtestingと書いているのは、これ、stableでは起きないんですね。

で、リンクにもありますが、
wget http://ftp-master.debian.org/ziyi_key_2006.asc
を実行して、新しい2006年用の鍵を取ってきます。

これを、
apt-key add ziyi_key_2006.asc
でインストールすればOK。

これで後は安心してaptが使えるようになります。

木曜日, 2月 16, 2006

Compiz

Novellが開発したウィンドウ・マネージャ。
同じくNovellが開発したXglフレームワークの上で動作します。
もう、デモを見てくれ!という感じ。
ウィンドウがふにゃふにゃ動いてすごい。ちょっと酔いそう。
そうかと思うと、デスクトップ自体がぐるぐる回ったり、どこでもズームできたり。
ビデオを壁紙みたいに使ったりできます。(そのくらい軽い!)
昔、スクリーンセーバーで熱帯魚を飼うソフトがあったけど、デスクトップで飼えます。

VISTAがどれほどのものかは知りませんが、このインパクトにはなかなか勝てないのでは。
LinuxがエンターテイメントOSになりそう。